【ありがとうございました】道産ワインと食のペアリングセミナーVol.8 さっぽろワインを開催!
毎回盛況が続く当セミナーの8回目は、2020年に札幌市内4番目のワイナリーとして誕生した「さっぽろワイン」さんをお招きしました。
新発寒という、意外なほどご近所で造られているワインは、石狩管内で育てた札幌近郊産のぶどうをステンレスのタンクで醸造したもので、今回の主役は山ぶどうを親に持つヤマ・ソービニオンから造られた深いルビー色と口当たりの良さが特徴。
これにペアリングを組む素材は、札幌の食材としては欠かせない、「丘珠ヴェール農場」さまの札幌黄を筆頭に、同じく丘珠ヴェール農場さまの有機ニンニク、「茨戸ふじい農園」さまからはこの季節だけの味覚、わかさぎ。さらに「石狩ひつじ牧場」さまのひつじ股肉、「北広島石橋牧場」さまのミルクなど、地元石狩の誇る優れた食材が目白押し。前回のふらのワインの際にも登場した「富良野興農社」さまの小麦粉「はるゆたか」も藤井シェフの手によりフォカッチャとなりました。今回も藤井シェフの腕を振るいがいのある豊かな食材が勢ぞろい。
そこに華を添えたのが、チーズ博士、小6の海野蒼太さんが選んだ黒松内町「アンジュドフロマージュ」のアンジュカレ(白カビ)とソム(セミハード)。小6にして全道のチーズを探求している海野さんは、ヤマ・ソービニオンの特徴を取材、それに合ったチーズとしてこの2つを選びました。
ワイナリーの地元札幌に開設されて80年を迎えるのが丘珠空港。セミナーの最後には、これを記念して、さっぽろワインのコラボレーション企画も発表されました。さっぽろワインの今後に注目が集まります。
次回、第9回のセミナーは、ワインから対象を広げ、お酒とのペアリングセミナーとして開催。ゲストは最北の酒蔵、増毛町の国稀酒造をお迎えして4月21日に開催します。歴史と伝統を誇る、北海道を代表する酒蔵の登場です。ご期待ください!