【ありがとうございました】北海道 お酒と食のペアリングセミナー「国稀酒造」も大好評!
第9回を迎えた本セミナーは、北海道産のお酒と食材のペアリングの探索と活性化の目的はそのままに、ワインからその対象をお酒全体にまで広げた最初の会となりました。
日本の各地に違わず、北海道の酒文化は日本酒から始まりましたが、皆様よくご存じの通り、ぶどうの生産が活発になるにつれてワイン産地としての評価も確立し、続々と新しいワイナリーが誕生しワイン文化が発展を続けています。さらに、スピリッツやクラフトビールなどの生産も盛んになりつつあり、それぞれが気候風土を生かした素晴らしい作品を生み出しています。ワインをはじめ、そういった素晴らしいお酒の数々を、その土地の食材とペアリングするワクワクする冒険を皆さんと続けていきたいと思います。
ワインの枠から飛び出した第一回にふさわしいのは、最北の酒蔵にして長い伝統を誇る、増毛町の国稀酒造。北海道を中心にファンの多い酒蔵です。
今回もまた、国稀酒造のお酒を縦軸に、ツーリズムを横軸にしたセミナーとし、北海道観光振興機構の岩田様が、国稀酒造の経営とともに増毛観光協会の会長も務める林社長から増毛町の魅力をお話頂くセッションも設けました。
増毛町の誇る、海岸線に沈む夕日の風景やかつての繁栄を偲ばせる街並み、そして海を臨むゴルフ場、やスキー場といったアクテビティの組み合わせ、オーベルジュなどが紹介されました。
観光とアクティビティを楽しみ、一日の最後には増毛町の誇る海の恵みや潮風を受けて育った農産物、そしてお米と同じ水で仕込まれた国稀酒造のお酒を楽しむことができれば、贅沢で素敵な休日になることに間違いありません。藤井シェフの手による増毛の甘えびや真鯛の天ぷら、留萌のニシン漬け、国稀酒造のお隣で打たれた蕎麦などと「吟風国稀」「生酛」「トワイライトスター」などを味わいながら、参加者の皆さんはそんな日を模擬体験していたことに違いありません。
次回は再びワインに戻り、5月19日に宝水ワイナリーさまをお迎えしての開催となります。ふらのワインさまと同じく、前回大好評だったワイナリーの再登板、期待が高まりますね。