和ハッカマスクスプレー

ハッカはペパーミントの一種。ミントティーやモヒートなどを思い浮かべる方も多いことでしょう。古くは今から3500年前、古代ギリシアで生薬として利用されていたと言われており、歴史上最も古い栽培植物の一つとされています。
世界中で古くから利用されているミント。そんなミントですが、かつて、北海道の北見地方産が世界の総生産量のうち70%を占めていたいたという事実はご存知でしょうか?
開拓時代、明治29年。北見地方に初のハッカが植え付けられました。入植者がハッカ作付けを手掛けるようになり、明治44年には北見地方のハッカ作付け面積は全国の86%を占めるようになり、わずか15年で北海道は日本一のハッカ産地となったのです。
その後も大正時代に変動はあったものの、昭和8年には当時世界一とも言われたハッカ精製工場が北見市に建設され、昭和13年頃には世界の生産量の70%を占めるほどに成長しました。
太平洋戦争でのハッカから食糧生産への切り替え、戦後の海外産地の台頭、合成ハッカの誕生と急成長などにより、北海道のハッカ生産は衰退して行きました。
そんな中、滝上町ではハッカの蒸留設備を維持し、和ハッカの生産を続けています。農家と商工会は「和ハッカ・ラボ」を立ち上げ、高品質な和ハッカを造り続けています。

そんな滝上町の、上質かつ貴重な和ハッカを用いて創り出されたのが、和ハッカマスクスプレー。
北海道滝上産の和ハッカ製油のみを使用した希少なマスクスプレーで、メントールの先のメントールを体感ください。
本商品では、マスクスプレー用に和ハッカ精油と消毒成分をブレンドし、和ハッカ精油を3%に希釈してつくっております。

【成分】
発酵エタノール、精製水、ハッカ油、グリセリン